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子どもはチャンスをつかむ天才である

子どもを見ていると、チャンスをつかむ天才であると感じる場面がたくさんあります。特に、遊びの場面や初めて出会う場面の彼らの反応は、興味深いものがあります。

 

子どもとはいえ、すでに人格が備わっています。ものごとに積極的な子もいれば、臆病な子もいます。彼らの行動をよく観察していると、なにかに取り組む前からあきらめているという子どもはほとんどいません。

 

そのような子どもに対して、私たち大人のかかわりかたはどうでしょうか。子どもが持っている才能の芽を、伸ばしているでしょうか。摘んでしまっているでしょうか。チャンスをつかむ天才である子どもたちに対して、どのようなかかわりが望ましいのか、考えていきましょう。

 

 子どもにとってどのような場面がチャンスとなるか
散歩の途中、学校の帰り道に道路の脇に座ってじっと下を向いている子どもを見たことがあるでしょう。彼らは、虫の動きを眺めています。小さなアリが食べ物を運んだり、仲間で協力してなにかをしている様子を観察しています。そして虫に興味を持ったことがきっかけで、図書館や学校で図鑑を眺めている子もいます。

 

電車に乗っているとき、大人と目が合ってもすぐにそらしてしまいます。しかし、小さな子どもは、こちらをじっと見ていたり、何度も見たりすることがたまにあります。彼らは、人の表情やしぐさを観察しています。

 

また、なにかひとつの遊び、例えば「一輪車に乗れるようになりたい」と思うと、毎日時間さえあれば、暗くなるのも忘れて練習しています。

 

このようなときの子どもの目は、今見ている自分の世界が、世界のすべてであるかのように、いきいきとしていて希望に満ち溢れています。子どもは気になること、興味を持ったことに夢中になれる才能があります

 

 大人はどうかかわっているか
このような場面で、大人はどのようにかかわっているでしょうか。時間に余裕があるときは待っていることもありますが、たいていは「早くしなさい」、「○○しないといけないから急いで」と大人の都合を押し付けています。

 

また、「○時になるから片付けなさい」、「家に帰る時間だよ」といったように、時間が理由になります。大人の言うことを聞かなければ、ひどく叱られる子もいるでしょう。

 

これらのかかわりを、多くの大人がやってしまいがちです。特に母親には、子どものようにのんびりと過ごす時間はなく、やることがたくさんあり時間に追われているからです。

 

最近は、小さなうちから塾や習い事で忙しい子どもも増えてきました。同時に、豊かな自然の中で、自分が興味を持ったことに夢中になる機会は少なくなりました。きれいに整えられた、大人に与えられた環境の中で、意図的に興味を引き出されています。

 

このように見ていくと、子どもは大人の都合で動いていることがわかります。これでは、本来子どもが持っている、ものごとを感じ取るセンサーが鈍ってしまいます。そして子どもは、自分からチャンスをつかむ力が失われてしまいます。

 

 大人はどうかかわったらよいか
理想的なかかわりは、子どもを見守りながら放っておくということでしょう。ただ興味関心が生まれるのを待つということとも違います。子どもが興味を示しているのを理解し、温かく見守りながら、そばに「いる」ことです

 

子どもは、大人が見守っていることをそばで感じると、安心してその世界に浸ることができます。大人が業を煮やして「もう先に行ってるよ」などと危険を感じるような言葉かけは止めましょう。

 

どうしても時間に追われて、それどころではないときがあります。そのときは理由を伝えれば、子どもは理解できます。「5分ね」や、「○分までなら大丈夫」と具体的に時間を区切って伝えましょう。

 

子どもの興味の先には、壮大な世界が広がっています。子どもはじっとその世界を見ていたいのです。大人は先を見通すことができるため、その先にある結果や持っている知識を伝えてしまいがちです。それでは子どもの考える力、想像する力が育ちません。大人の知識を伝えてしまうのは避けましょう。

 

日常の小さな場面を通して、子どもはたくさんのチャンスをつかみ、自分の才能を発揮しています。「うちの子に才能があるのかしら」と習い事に通わせる前に、自身のかかわり方を振り返ってみましょう。子どもがすでにつかみ取っているチャンスを、さらに開かせるチャンスがそこにあります。

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