サイト名 | キーワードを3、4つ書く

相手の嫌なところばかりが目についてしまうとき

妻と夫、親と子、上司と部下、友人といった近しい人との関係は、私たちに安らぎや成長、意欲、存在感といった多くのものを与えてくれます。

 

関係がうまくいっているときは問題ありませんが、一転すると、真逆のものをもたらします。そして、たいてい感情的になってしまいます。

 

まずは、相手に対して疑いや責め、怒りといった感情がわきます。その時点で関係修復できればよいのですが、放置していたり、さらに関係が悪化すると、憎しみや悲しみ、苦痛、嫉妬に変わっていきます。

 

この時点で、相手に対するマイナス感情と、自分の身を守るためのマイナス感情のうずに巻き込まれています。

 

「悪いのはあっちだ」と相手を批判し、さらなるマイナス感情におちいるという悪循環にはまってしまいます。そうなると、関係修復からはほど遠くなります。

 

このようなことは、よくあります。自分には心当たりがないことでも、相手の態度がいつもと違ったり、感情をぶつけられることもあります。また、自分がそうしていることもあります。

 

関係が悪化すると、相手の嫌なところばかりが目についてしまいます。そのようなとき、私たちはどうすればよいでしょうか。

 

 なぜ、身近な人に感情的になってしまうのか
夫婦や親子は、親密ゆえに感情的になりやすい関係です。信頼関係を築いている身近な人には、素の自分をさらけ出すことができます。

 

信頼がある、関係が築けていると思うほど「この人ならわかってくれるはず」、「こんな自分を認めてくれるはず」、「自分がここまでやれば、あとはやってくれるはず」という期待の心理が働きます

 

「〜してくれるはず」という期待通りにいかなかったとき、「あなたならわかって(やって)くれると思ったのに……」と裏切られた気持ちを抱きます。そこで割り切ることができないのが、人間の弱さかもしれません。

 

そして裏切られた気持ちは、次々に新たなマイナス感情を生み出します。気づけば相手の嫌なところばかりが目について、ため息をついて下を向いている自分になってしまいます。ストレスが溜まると、肩こりや頭痛、疲労感が強くなるのはこのためです。

 

 期待を裏切られたときの感情に目を向けよう
私たちの感情は、大きく喜怒哀楽の4つに分けられます。喜と楽はポジティブ感情ですから、どんなに大きくなっても問題はありません。自分も周囲も、与える影響はポジティブです。

 

注目すべきは怒と哀です。これらの感情は、解放されるというよりも抑えられて溜まりやすいため、時間とともに見えないところで大きくなっていきます。そして、自分の許容量を超えたとき、さまざまな形で爆発します。

 

実は、この怒と哀の感情には、「さみしさ」、「悲しみ」という感情が隠されています。期待を裏切られて「さみしい」、「悲しい」気持ちが、怒りや恐れといった感情に発展していきます。

 

怒と哀を感じている自分を認識したとき、「さみしさ」、「悲しみ」を感じている自分を受け入れることで、その後のプロセスが変わっていきます。

 

受け入れるためには、「さみしさ」、「悲しみ」を言葉にして相手に伝えてみましょう。例えば「本当はこうしてほしかったから悲しい」、「あなたならわかってくれると思っていたからさみしい」と素直に相手に伝えます。

 

信頼関係が築けている相手ならば、素直に伝えたあなたを受け止めてくれるでしょう。そして怒りや憎しみといった感情に発展せず、相互理解が生まれます。

 

 与えられているメッセージはなにかを考える
相手との関係がうまくいかず「さみしさ」、「悲しみ」を感じているとき、それはあなたへのなにかのメッセージです。

 

過去に満たされていないことや、解決していないことに対する感情や、あなた自身の未熟さが、今向き合っている相手との関係の中で映し出されています。

 

相手に対してぶつける前に、「このメッセージの意味はなんだろう」と立ち止まって考えてみてください。

 

自分の課題が見えてくるはずです。そのとき、相手への感謝が生まれ、あなた自身も成長できるチャンスとなるでしょう

スポンサードリンク


関連ページ

中学2年生でもわかるストレス
目に見える行動よりも「なぜ」を知ろうとすること
人を信じる勇気を持つために、自分の中に羅針盤を作る
ストレスのサインをキャッチし、心身ともに元気でいるために
誰にでも生じる可能性のある「トラウマ」とはナニモノか
自分について語ることは、心の浄化になる
やる気や欲望にふりまわされないために
感情を自分の都合の良いようにねつ造していませんか
しなやかな心を育てよう
あなたの原風景に秘められている人生の可能性
孤独との付き合いかた
感情をコントロールするのではなく、感情を作り出すことでストレスとうまく付き合う
こころが汚染されやすい現代にどう生きるか
悩みと向き合うことで、人生は豊かになる
苦手意識の捉え方を変えると自信に変わる
記憶している苦しみから解放しよう
自分の中の「妬み(ねたみ)」を見つめてみよう
自分の中の「嫉妬」とうまく付き合うために
程よい居心地の悪さや不安が、あなたを強くする
なにかを変えたい、改善したいと思っているのにできないあなたへ
不安に陥りやすい人、周囲が知っておくとよいこと
「自分には価値がない」と思ってしまったときの切り抜け方
自分は精神や心の病ではないか?と不安に感じたとき

TOP 代表あいさつ お問い合わせ