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あなたの原風景に秘められている人生の可能性


目をつぶって心がじんわりと温かくなるような風景を思い浮かべてみましょう。山に囲まれた畑、海が見える町、子どもたちが遊んでいる公園、山あいの町を走る電車……あなたはどのような風景が浮かんでいますか。

 

この風景を「原風景」と言います。自分の小さなころの体験に基づいていて、実際体験したものであったり、イメージだったりします。今回は、原風景が私たちの心の浄化にどのような働きをもたらすかを見ていきます。

 

 過去の体験をどう意味づけているか
あなたはどのような幼少期を過ごしましたか。田舎や都会、兄弟がたくさんいた、一人っ子だったなど、環境の違いはあります。環境の違いと言えば、それぞれの家の構造や親の性格、飼っていたペット、周囲の様子もそれに入ります。

 

さらには、ふつうに育ったと感じている人、苦しい思いばかりしていたと感じている人、過去のことは思い出したくないという人など、一口に幼少期の体験といっても千差万別です。どの体験も意味のあるものであり、あなただけのものです。

 

過去の体験の延長に、今の私たちがあります。ですから過去の体験をどう意味づけしているかで、今の自分の価値や人生の送り方が決まります。

 

例えば、Aさんはあまり苦労をせずふつうに、ふつうの家庭に育ったと感じています。会社やそれ以外でも、特にトラブルもなく平和に暮らしています。この先も穏やかに、困らない程度に生活していければよいと考えています。

 

同じように、苦労をせずふつうに育ったと感じているBさんは、そのことにコンプレックスを抱いています。苦労もせずに大きくなった自分は未熟だと感じ、常に人や物事に対して自信が持てません。

 

両親が離婚し、母親に引き取られたCさんは、昼夜問わず必死に働く母親の背中を見て育ちました。お金がなくて食べるものもままならないときもあり、いつも家では一人でした。

 

AさんやBさんと比べると、確かに貧しかったかもしれません。しかし、大人になったCさんは母親の愛情をたっぷりと受けてきたと感じ、いつか母を楽にさせたいと一生懸命に働き、毎日が充実しています。

 

過去の体験は、それが良いか悪いか、豊かか貧しいかという二極論では語れません。また、周りと比較して意味づけすることではありません。
 
大切なことは、体験という事実よりも、それを自分がどのように意味づけているかです。意味づけが変われば、一見マイナスに見える事実もポジティブに変わります。どの体験もその人にしかないもの。あなたはどのように意味づけていますか。

 

 心を浄化してくれる原風景
幼少期の体験に基づいてイメージする原風景は、体験そのものとはべつものです。苦しいときに眺めていた空に、安心や希望を見ていたという原風景だとしたら、苦しい体験はあっても、そこにまったく違う安心や希望という感情も存在しています。

 

過去の体験で苦しんでいる自分、今仕事の人間関係で悩んでいる自分、仕事がうまくいかなくて自分ばかりが責められて傷つく毎日、仕事に追われて解放される時間がまったくない現実など、さまざまでしょう。

 

そんなとき、通勤中でも、ちょっと入ったカフェでも、会社へ歩いている途中でも、そっと目をつぶって原風景を思い浮かべてみましょう。

 

どのような自分が見えますか。小さくてまだ一人で歩くこともできなかったあの頃の自分は、なにを見ていたのでしょうか。

 

忙しく、なにかに追われるような毎日の中、原風景の世界に少しでも浸ってみましょう。すると心がスッと落ち着き、あたたかくなるのを感じます。
 
あなただけにしかない原風景は、あなただけしか描くことが出来ません。この貴重な場面を自分の中に取り入れることで、今見たり感じたりしている世界が違って見えるかもしれません。

 

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