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感情をコントロールするのではなく、感情を作り出すことでストレスとうまく付き合う

感情表現が豊かな人がいるだけで、その場が明るくなります。一方で、感情を表に出さず考えていることが見えないどころか、表情が硬い人がいると、「自分のことを悪く思っているのではないか」と感じ、その場の緊張感が一気に高まります。

 

感情の表現のしかたによって、場の雰囲気や人間関係に影響します。特に、怒りや憎しみ、後悔や疑念といったマイナスの感情が与える影響は、ものごとを悪い方向に追い込みます。

 

これらのことは、学校教育や過去の失敗体験、社会人になってからの経験を通して、私たちは理解しています。しかし、つい感情的になってしまうのはなぜでしょうか。

 

出しすぎても出さなくてもうまくいかないのが感情です。いったい、感情とはなにものでしょうか。そして、自分の感情とうまく付き合っていくことについて考えていきます。

 

 感情とは
感情は、人(動物)が生きていくために身につけた心理機能です。例えば、おなかが空いたと感じると赤ちゃんは泣いて訴え、満たされるとほほえましい笑顔になります。ここにはおなかが空いたことへの恐怖と、それが満たされたことの幸せな感情が存在しています。

 

あるいは、オリンピックで勝利した場面や選手のインタビューを聞いて、気持ちがあふれて涙をするとき、喜びや感動といった感情があります。

 

機能としては、脳の扁桃体という場所が関係しているといわれています。扁桃体はなにかを見たり聞いたりしたときに、それが生存にかかわる重大なものかどうかを一瞬のうちに評価する役割を果たします。

 

 感情とうまく付き合うには
感情は、脳の働きが影響しているといわれると、自分の意思ではコントロールできないのではないかと思ってしまいます。しかし、人間は同時に、感情を抑制する力も持ち合わせています

 

私たちは、嫌いな人や苦手な人のことを考えると、ゆううつな気分になるため、あまり考えたくありません。しかし、考えないようにすればするほど、その人のことを考えてしまいます。また、明日こそ挨拶をしようと決心していても、いざ本人を目の前にすると嫌悪感が出て、素通りしてしまったなどの経験は誰にでもあるでしょう。

 

ものごとが自分にとって命にかかわる重大なものかどうかを判断する扁桃体の機能により、感情は生まれます。その扁桃体の興奮を抑えるのは、前頭前野という場所です。

 

前頭前野は理性を保ち、ものごとを論理的に考えることをうながす場所で、扁桃体の働きを抑えてくれます。例えば、赤ちゃんはおなかが空くと恐怖感情から泣きます。空腹は命にかかわるものだからです。

 

しかし、大人になると空腹で泣く人はいません。おなかが空いても、時間になれば食べられることや、買い物をすれば食べ物が手に入ると考えることができるからです。

 

このように、感情のままに反応するのではなく、それを抑制する働きも人間は持ち合わせています。

 

 ネガティブな感情とどう付き合うか
感情を抑制することもできる人間ですが、ネガティブな感情を抑制し続けると、周囲に不快感を与えたり、自分がストレスで病気になってしまいます。

 

前頭前野の働きを低下させる最大の要因はストレスとも言われているため、ネガティブな感情とうまく付き合っていく必要があります。

 

最も効果的なのは、ストレス解消法として有名な「瞑想」です。瞑想は前頭前野の働きを高める作用があると言われています。

 

 

緊張のあまり頭の中が混乱したり、どうしようもなくイライラが渦を巻いていると感じたとき、たった3分で良いです。

 

眺めのよい静かな場所に移って目を閉じ、身体の力を抜いて、ゆっくりと息を吸ったり吐いたりしてみましょう。

 

人は環境を変え、少しの気分転換をすることで自分の感情を作ることができます。いつもポジティブで笑顔にあふれ、気持ちが落ち込まないという人は存在しません。ネガティブな感情とうまく付き合うことが、どのようなこととでも乗り越える秘訣かもしれません。

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