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自分について語ることは、心の浄化になる


あなたは、自分のこころを誰かに開いたことがありますか。どのようなとき、それをしようと思いましたか。あるいはこころを開いたことがない人は、そこにどのような理由がありましたか。

 

自分を語るというのは、久しぶりに会った友達と楽しく近況を伝えあうこととは違います。こころの奥底で思っていること、感じていることを相手に伝えることです

 

丸裸の自分を見せる感覚に近いでしょうか。それはとても勇気のいることです

 

「もしかしたら傷ついてしまうかもしれない」という不安から、自分を語ることを躊躇してしまうこともあるでしょう。

 

しかし自分を語ることを通して得られるものは、私たちが考えている以上に大きな効果をもたらします。今回は自分を語るということについて見ていきます。

 

 人は落ち込むとどうなるか
仕事に失敗したとき、失恋したとき、大切な誰かと喧嘩をしたとき、大切な誰かを失ったとき、人は誰でも落ち込みます。

 

怒りや悲しみ、寂しさがうずまいて、意思とは関係なく涙が出たり、やる気が全く起こらなくなったり、時には現実を受け止めることが辛すぎて遠くまで旅に出る……そんなことも、時にはあります。

 

解消して元気を取り戻し、また現実に戻って生活を送ることができればいいのかもしれません。

 

しかし、それでは済まないときもあります。出来事が心の傷つきとなり、なかなか回復しない場合、何かにすがりたくなります。

 

食べ物、人、アルコール、買い物、ギャンブル、薬……自分の中のぽっかり空いてしまった穴を埋めようと必死になります。
これらの行為は、一時的に穴を埋めてくれる感覚を与えてくれます。

 

しかし、根本的に解決していない、応急処置的に埋めた穴は、時間が経つとさらに深くなり、人は同じ行為を繰り返します。

 

これが「依存症」です。それをしていないと、それがないと自分が不安でしかたない。不安が怖いから、一瞬でも忘れさせてくれる何かにすがり、それが止められなくなってしまいます

 

 依存症のその後
いったん依存症になると、抜け出すには相当なエネルギーや時間が必要です。食べ物を食べる、アルコールを飲むという行為だけではなく、そこに伴う感情があるからです。

 

やめたいのに繰り返してしまう自責の念、罪悪感、家族や周囲からの視線、それらが負の連鎖となり、さらなる依存へと導きます。そうなると社会生活に支障をきたし、職や家族を失ったり、健康にも悪影響をもたらします。

 

 依存症になる前にできること
たった一度しかない人生の大切な時間を、何かに依存して過ぎてしまうのはもったいないことです。しかし依存症になるのは、出来事の大小でもなく、ある性格傾向の人がなるというものでもありません。あらゆる人が依存症におちいる可能性を持っています。

 

落ち込んでしまうような出来事にぶつかったとき、私たちは何ができるでしょうか。

 

 こころの内を語り、心の浄化をしよう
カタルシス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ギリシャ語で、もともとは悲劇が観客に与える影響のことをアリストテレスがよんだものです。つまり、観客は悲劇を見ることで自分の心の中が浄化されるために悲劇を好むというものです。

 

心が砕けてしまうほどの恐怖に襲われたとき、心が不安定になることは当然の反応です。経験の記憶と、そこに伴う感情(葛藤や抑圧など)を自由に話して発散させることが、「カタルシス効果」として認められています。

 

自分の身に起こる出来事のすべてを避けることはできません。しかし、起きた出来事にどのように対処するかで、人生の道筋を大きく変えることができます。これはあなた自身の選択ともいえるでしょう。

 

話すことで心の荷物を降ろすことができます。ただ、話す相手がだれでもよいわけではありません。「誰に話すか」という選択が、非常に大切です。本当に心から信頼できる誰か、あるいは専門家の力を借りると良いでしょう。

 

自分が窮地におちいったとき、「心を開いても大丈夫」と思える存在を、日頃の人間関係で築いていくことが大切です。そして、そのような質の高い関係形成ができる自分自身でありたいものです。

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