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感情を自分の都合の良いようにねつ造していませんか

一昔前に比べて、人間関係が希薄化していると言われる現代ですが、SNSに代表される、人とつながる新しい方法や形が一般的となっています。希薄化というよりも、より親密になり、複雑な人間関係が繰り広げられている印象を受けます。

 

そこでは、顔を合わせなくても、文字やスタンプだけで簡単にコミュニケーションが成立する世界が展開されています。そして私たちの日常を見回すと、生のコミュニケーションよりも、そちらの方に重きを置かれている傾向があります。

 

一方で、相手の望まないことや、相手の気持ちを考えずに自分の都合を優先させて発信すると、相手から一方的に連絡がこなくなることがあります。また、グループから外されたりすることもあり、あっという間に修復不能なほどの関係悪化に転じてしまいます。

 

友人だけでなく、ビジネスの現場でもSNSが活用されていますが、現代のコミュニケーションには前述したようなリスクが潜んでいます。

 

楽しさとリスクが表裏一体となった今、私たちのストレスの最大要因は人間関係と言われています。ここでは、ストレスを抱えたり、避けようとしたときに私たちの内面で起きている感情の動きについて見ていきます。

 

 感情をねつ造するとは
国語辞典を開くと、ねつ造とは「事実でないことを事実のようにこしらえること、でっちあげること」という意味です。ここでは自分の感情に目を向けず、起きている出来事に振り回されて違う感情に変えてしまうこと感情ねつ造」と呼ぶことにします。

 

幼稚園のママ友集団を例に挙げます。朝、幼稚園に子どもを送るたびにお茶に誘われたり、休日も子どもを連れて遊びに行ったり、何かと行事があると誘われます。しかし、あなたは以前から集団への苦手意識があり、気持ちが乗りません。

 

「子どものためなら」、「他のママ友にどう見られるかが気になるから」、「一人でいるのが怖いから」などという理由をつけて、渋々付き合っています。ママ友から解放されて家に帰るとぐったりとしてしまいます。

 

本当は「行きたくない」、「一緒にいたくない」という気持ちがあるにもかかわらず、「子どものため」、「人からどう見られるかが気になる」、「一人でいるのが怖い」という理由をつけて付き合います。本当の気持ちに向き合わず、無理して付き合うことを選択しています。これが感情ねつ造です。

 

 感情ねつ造を続けているとどうなるか
このように、自分の気持ちを作り変え、起きている出来事に合わせていると、「いい人」、「なんでもできる器用な人」と見られ、一瞬は心地よい思いをするでしょう。人から認められることで自分の存在価値を確かめることができます。

 

しかし、本来の気持ちとはズレがあるため、周囲が褒めてくれることに対して素直に受け入れることができなかったり、居心地の悪さを感じ、次第にフェイドアウトして関係不調を起こしたりします。また、「周囲の期待に応えなくてはいけない」と思い込み、ズレのある自分のままでいたりします。

 

本来の気持ちが抑圧され続けると、怒りに変わっていきます。やがて自分や人を傷つけたり、何かに依存することで生きていく人生を選択することになります。
 
 自分はどういう人間なのかを知ろう
日常的に感情ねつ造をしていると、せっかく休日に素敵なリフレッシュをしても、ストレスはすぐに溜まります。

 

一度きりの人生、自分の気持ちに正直に、自由に解放された時間を過ごしたいと誰もが願います。まずは自分がどのようなルーツで生まれてきて、どんな風に育ったのか(育てられたのか)、幼少期を振り返ってみましょう。

 

そのとき、どのような気持ちを抱いていたかを思い出してみましょう。できる限りのエピソードを思い出して、書き出してください。

 

このワークの中では、辛いことが浮かんでくるはずです。とても重苦しく逃げ出したくなりますが、そこに目を向けてやり続けましょう。

 

その結果、自分が人間関係にストレスを感じたときに起こす行動の傾向が発見できます。その傾向は、自分の気持ちに正直なものでしたか。あるいは感情ねつ造していましたか。

 

そこでの気付きを、今抱えている人間関係の課題に反映し、今までのパターンを変えてみてください。きっとそこから、自分らしく生きるヒントがあるはずです

 

感情はとても素直な反応であり、自分自身へのサインです。わきおこった感情を抑圧したり、過剰に出したりすると、状況に合わせて感情は急速に変化します。まずは自分が感じていることを、身体と心で感じ取ってみましょう。

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