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こころが汚染されやすい現代にどう生きるか

地球の環境汚染が叫ばれてひさしい現代ですが、一向にきれいにはならないどころか、汚染は加速化しています。同じように、人の心の環境汚染も進んでいます。毎日ニュースで流れる事件の背景には、憎しみ、ねたみ、欲望がうずまいているのが見てとれます。

 

いとも簡単に、人のこころが汚染されてしまう時代に、どのように生きぬいていくかについて考えていきます。

 

 

 こころの環境汚染が進んでいる

便利な時代になるにつれて、人とのやりとりも無駄なく、簡単にすませられるようになっています。

 

例えば一昔前までは、人と待ち合わせをするのに、事前に時間と場所の約束をして、時間に合わせて出かけるのが常でした。

 

しかし今は、直前に連絡を取りあっても問題なく会うことができます。もっと言えば、約束をしていなくても、お互いのタイミングさえ合えば会うことが可能です。

 

時代の便利化や簡素化とともに、人間関係は希薄化しています。会社でも友達とでも、連絡手段はメールが一般的です。その結果、私たちは伝えにくい内容は、直接会って話すよりも、メールで伝えるほうがやりやすいと感じています。

 

そのため、伝え方が行きすぎて相手を傷つけても、そのことに気づかなかったり、傷つけることに鈍感な人が増えています。意図的に人を傷つける行為も見られます。

 

さらに、スマートフォンを持つ子どもたちが急増しています。彼らの心の環境汚染は、大人以上に加速化・深刻化しています。学校では、表面的に仲良く見せていても、インターネットの中では深刻ないじめが起きていることがあります。

 

また、SNSを使ったコミュニティグループで、既読を押さなければグループから削除されてしまうなど、大人が見えない世界でおそろしい実態が広げられています。このような背景から、心のバランスを崩したり、いじめによって命を落としたりする人たちもいます。

 

 幼児期からこころの汚染がはじまっている
私たちの周りで起きていることを見ると、自分の感情を調節する力が弱くなっていることとがあげられます。感情を調節するとは、自分が感じていることや状態を把握し、周囲に対してどのように反応したらよいかを考えるスペースを持つことです

 

感情を調節する機能は、基本的に幼児期にはぐくまれます。幼児期の親のかかわり、両親の関係性、親子関係、家の環境、食事、清潔さといった、身の回りのことが、どのような状況だったかという生活環境すべてが大きく影響します。

 

最近は、親が子どもを虐待したり、食事を与えなかったり、子どもの目の前でドメスティックバイオレンスが行われていたりします。そのような家庭でなくても、小さな赤ちゃんがスマートフォンをいじって遊んでいる光景を電車の中で見かけます。

 

また、同じ屋根の下にいても、夫婦や親子のコミュニケーションがメールで行われていることもあります。さらに、リビングに家族が集まっていても、それぞれがスマートフォンを持って友達と連絡を取っているため、家族の会話がまったくない、といったことも当たり前のようです。

 

人として育つために当たり前に与えられるべきものを、幼児期から与えられない子どもが増えています。

 

 子どもの要求を満たすこと
与えられるべきものを与えてもらえなかった子どもは、心も体も満たされていません。栄養と同じです。

 

バランスがとれていれば、すべての栄養素が活発に働き、健康な体を作ってくれます。しかし、体にいいからと言って、タンパク質だけをたくさん取っていても健康な体は作られません。

 

「こうしてほしい」と要求したことが満たされていない、こころの栄養のバランスが崩れている子どもが増えています。

 

その結果、「〜されてこなかった」という満たされなさにつながり、その蓄積は怒りや憎しみと変わっていきます

 

蓄積された怒りや憎しみが、発散されずに溜め込まれると、体や心の病にかかります。溜め込まずに発散すると、人や人間関係を傷つけます。
 
子どもは大人の背中を見て育ちます。現代の子どもたちに起きていることは、私たち大人が積み重ねてきたことです。

 

自分やひとをたいせつにする心を育てるためには、子どもの目線に立ち、子どもが求めていることにきちんと応えることです。このシンプルな行動の積み重ねが、やがて社会を変えていく力となるでしょう。

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