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自分の中の「嫉妬」とうまく付き合うために

浮気や不倫、別れ話の末にストーカーや殺人に至った、という事件は昔からありました。さらに最近では、SNS上でのいじめが深刻化し、リベンジポルノなどの被害により自殺を図ったという若者の話を耳にするようにもなりました。

 

上記の背景には「嫉妬」という感情が存在しています。嫉妬とは、「他人が自分より恵まれていたり、優れていることに対してうらやみねたむこと」、「自分の愛する者の愛情が他に向くのを恨み憎むこと」と定義されています。

 

生きている限り、人間関係を切り離すことはできません。誰でも、自分と人を比較することはあります。当然、嫉妬感情も抱いてしまいます。ここでは、なぜ嫉妬が悲劇を起こすのか、そして嫉妬とうまく付き合うにはどうしたらよいかについて考えていきます。

 

 嫉妬について
嫉妬は、なにもないときに自然には起きません。少なくとも二人以上存在し、そこに人間にとって深いテーマである愛が存在し、複数の人間と愛情が、複雑に絡むことによって生まれます。嫉妬を感じるときというのは、自分の中で他の誰かに対して愛情の駆け引きをしているときと言えるでしょう。

 

 

 嫉妬を感じたとき、人はどんな状態か
大人になれば、「嫉妬を感じたことがない」という人はいないでしょう。最後に嫉妬を抱いたときのことを思い出してください。そのときのあなたは、どのような状態でしたか。

 

くやしさ、怒り、悲しみ、胸がはりさける、空虚感、憎しみ、復讐の気持ち、無価値感、敗北感……このような感情がぐるぐると体中を巡り、しばらくその状態から抜け出すことができなかったのではないでしょうか。

 

これまで見たことがない、嫌な自分の一面が次々にあふれ出て、コントロールすることもできず、どうしようもない気持ちにかられます。

 

嫉妬は、とても強烈な感情体験です。そして、嫉妬を抱くほどの体験というのは、あなたにとって深刻で、重大なできごとだったと言えるでしょう。

 

 嫉妬にはまってしまうと、内面でなにが起こるか
人は強烈なものに出会うと、なかなか忘れることができません。さらに、感情を揺さぶられるものであれば、コントロールは難しく、正常ではいられなくなります。一度抱くと、抜け出すことはとても困難で、次第に嫉妬感情がさまざまなところに悪さをしていきます。

 

嫉妬を感じた自分を責めます。上記に示したようなさまざまな感情は、私たちが持っている自己価値の意識を揺るがせます。「自分はダメな人間だ」、「こんな感情を抱く自分はクズだ」と自分を責めることで苦しみは続きます。

 

怒りやくやしさ、憎しみにより被害感情を抱き、自分の感情が保てずに周囲を批判し、コントロールします。「こんなに苦しいのはあなたのせい」、「あなたのせいで傷ついたから〇〇するべき」、「自分と同じ苦しみを味わうべきだ」といった具合です。

 

嫉妬感情を抱いてしまうと、人間関係は崩壊します。どちらかが被害的感情を抱くと、他者との関係は対等でなくなります。相手をコントロールしてつなごうとしても、すでにその時点で関係は壊れているといってもよいでしょう。

 

 嫉妬とどう付き合ったらよいか
では、嫉妬を抱いたとき、どのように対応すればよいのでしょうか。難しく感じますが、実はとてもシンプルです。

 

まずは、嫉妬を抱いた自分を認め、受け入れてあげることです。たいていは、嫉妬の要因を掘り下げ、原因や責任追及してすっきりしたくなるものですが、それではうまく行きません。

 

「なぜ」「どうして」と掘り下げることは、建設的な解決をもたらすどころか状態を悪化させてしまいます。悲しみ、怒り、苦しみ、憎しみを抱いている自分を受け入れることに専念しましょう。

 

苦しくてたまらないときには、信頼できる誰かに打ち明けることも一つの方法です。誰かに聞いてもらうことにより、心が楽になり、落ち着きを取り戻すことができます。

 

そもそも嫉妬を抱かないためには、人と比べることをしないことです。「自分は自分のままでいい」と、ありのままの自分に価値を置くことができれば、嫉妬など抱かずにすみます

 

嫉妬感情から抜け出せたとき、あるいは嫉妬を抱かなかったとき、あなたはきっと大きく成長しているでしょう。そして、大切な人と対等で理想的な関係を築くことが可能となります。

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