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やる気や欲望にふりまわされないために

みなさんの中には、以下のようなエピソードが思いあたる人もいるかと思います。

 

●最近全身がだるくてやる気が出ない
●〇日までにやらなければならないことがあるのに、やる気が出ない

 

●ダイエットを決めたけど、やっぱり食べたい欲求には勝てない
●休日は元気なのに、いざ仕事となると……

 

この他にも、嫌なことがあって落ち込んだりすれば、やる気とは程遠い状態におちいってしまいます。

 

私たちは日頃、ずいぶんと「やる気」に振り回されていると思いませんか。「やる気」とは一体、どのような状態なのかを見ていくことにしましょう。

 

 ドーパミンは私たちを幸せにしてくれない
脳は「報酬が手に入りそうだ」と認識すると、ドーパミンという神経伝達物質を放出します。ドーパミンが一気に放出されたとき、幸福感ではなく興奮に近いものを感じます。

 

人はこれによって神経がとぎすまされ、敏感になり、欲望で頭がいっぱいになります。快感が得られるような気になり、「そのためなら何でもしよう」、「何が何でも手に入れなければ」と思うようになります。

 

例えば、あまりおなかが空いていないのに町を歩いていたらカレーのいい匂いがして、どうしてもカレーが食べたくなってしまったり、50%オフの看板を見て何かを買わなければいけないと思ったりすることがあります。

 

ダイエットをしているのに、スターバックスのクリームがたくさん乗ったラテを頼んだり、急いで返信しなくてもよいメールをチェックしてしまったり、ということもよくあることです。

 

このように、ドーパミンが大量放出されるたびに欲求のままに動いていたら、私たちは肥満になり、どんなにお金があっても足りなくなってしまいます。

 

2001年、スタンフォード大学の神経科学者ブライアン・クヌットソンは「ドーパミンには報酬を期待させる作用があるが、報酬を得たという実感はもたらさない」ことを明らかにしました。

 

すなわちドーパミンの主な役割は、私たちに幸せを追い求めさせることであり、私たちを幸せにすることではないということです。

 

 ドーパミンを味方につける
どうやらドーパミンは、私たちを欲望に走らせるばかりで幸せには導いてくれないようです。しかし私たちは欲望を感じたいですし、いつでもワクワクしていたいものです。

 

ならばいっそのこと、ドーパミンを味方につけてしまったらどうでしょう。実は意外にも、私たちはすでに日常でやっています。

 

例えば、やる気の出ない仕事をお気に入りのカフェで作業をする、エクササイズやランニングをしてからケーキを食べる、SNSをチェックしすぎて読書が進まないから携帯を目の届かない場所に置く、といった感じのことです。

 

ドーパミンを味方につけて効果的なこともありますが、欲望を感じることはできても、満足感を得ることはできません。そのため、罪悪感や不快感などストレスを抱えてしまうのも事実です。

 

 真実と嘘を見分ける
これでは私たちはドーパミンに振り回されてしまい、途方に暮れてしまいます。欲望を感じてワクワクしていたいけれど満足感は得られず、楽しみを期待しなくなれば希望や喜びもありません。

 

一体どうすればいいのでしょうか。これに対しての明確な答えはまだ出ていません。現代社会はテクノロジーが発達しすぎて、情報があふれかえり、いつでもどこでも誰かとつながったり買い物ができたりと便利になっています。

 

このような環境の中で、私たちは「自分をコントロールして何かを手に入れたい」、「一度きりの人生で何か価値あるものを残したい」と望みます。

 

そのときは、目の前の報酬が自分にとって意味のあるものなのか、一時の欲望を満たすための偽りのものなのかを見分ける力を持つことが必要です。

 

欲望が悪いのではありません。「自分が本当にどうしたいのか」、「長くも短くもある人生の中でどこに向かいたいのか」、「どのような欲望が自分にとって必要なのか」を見極めること必要です。

 

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