人間関係がめんどくさいと感じたとき、断捨離の考え方が効果的である

家庭や会社、学校、町の中といったあらゆる場面で、私たちは常にコミュニケーションを取りながら毎日を過ごしています。生身の人間同士もそうですが、最近ではインターネット上で世界中の人たちとコミュニケーションを取ることができます。

 

インターネットやスマートフォンの普及によって、以前に比べて手段や場が豊富になった現代です。面と向かっての人付き合いが苦手と感じている人や、人口の少ない町に住んでいる若者でも、パソコンやスマートフォンがあれば自分の考えを発信することもできます。

 

しかし、手段が多様化したからといって、どの人も円滑なコミュニケーションが取れるようになったかというとそうでもありません。その分、複雑化し、コミュニケーションを取ることに緊張を感じている人も増えている印象を受けます。

 

ここでは、コミュニケーションがうまく取れなくなった事例を通して、歯車がかみあわなくなったときに、どのようにふるまったらよいかについて考えていきます。

 

 コミュニケーションが取れない上司と部下
A上司は新人時代に、誰も足を踏み込まないようなエリアに足を運び、取引先を開拓した実績があります。その熱意や行動力を買われ、35歳という年齢には早い昇進で課長職に就いています。

 

課長になっても現場を第一にする信念は変わりません。また、部下の表情や言動をうまくキャッチし、元気のないときには労いのフォローをし、結果を出して喜んでいるときには共に喜んだりと、部下からの信頼も厚い存在です。

 

25歳のB新人が入社しました。彼は大学を出た後、大学院に進学し、経済や経営の勉強を熱心に行ってきました。他の新人よりも多少年齢が年上で、知識もあるため、近づきがたい印象があり、周囲からはどうしても距離を置かれてしまいます。

 

A上司は孤立しがちなB新人を気にかけながら、彼のプライドを傷つけないように、自分の経験知で指示や指導をしないよう配慮していました。「B新人が困ったときには相談に来るだろう」と、待つ姿勢を取っていました。

 

他の新人が不安や緊張で眠れなくなるほどの初めての営業の場面でも、B新人は大きな失敗もなく、それなりに仕事をこなしていきます。特に相談もなく、3か月、半年と時間は過ぎていきます。

 

A上司は次第に「どうして相談をしないのだ」、「よほど自分に自信があるのだろう」とB新人に対する疑問や不満がつのり、批判的に見るようになります。そのような目を持つと、細かいところにまで気になりだします。以前、他の部下から報告があった「挨拶をしない」、「自分の判断で仕事をする」といったことにも目が留まるようになります。

 

そしてその感情は、B新人への何気ない態度に出てしまいます。これまでかけていた声掛けは減り、B新人と会話することもほとんどなくなりました。

 

 コミュニケーションの難しさと面白さ
この事例について、それぞれの立場になれば、お互いに対して思うところはさまざまあるでしょう。しかしコミュニケーションは、上司が悪い、部下が悪い、という原因論、二極論で語ることができません。

 

一人一人の育ちの中で培われた価値観や倫理観が、人間関係という一本の大きな河で合流し、交流が起きるのがコミュニケーションです。これが、コミュニケーションの難しさであり、面白みでもあります

 

それぞれが持っている水の量や質が変われば、当然のごとくそこでさまざまな化学反応が起きます。合流地点で自分の流れを変えずに進むこともあれば、相手の濁流に飲まれたり、ぶつかり合って大きな波を立てることもあるでしょう。

 

またコミュニケーションは、目に見えるトラブルが起きていなくても、そこに関わる人の誰かが違和感を抱いたとき、すでにうまくいかなくなっていることがほとんどです。

 

 違和感を抱いたときに何ができるか
違和感を抱いたときには、すでにズレが生じています。そのズレをそのままにしておくと、コミュニケーションを図れるどころか、深い溝になっていきます。

 

違和感を抱いたら、そのことを相手に伝えましょう。これが解決への近道です。「あなたとのコミュニケーションがうまく取れていないように感じている」と、感情をこめず、感じている事実を冷静に伝えることがポイントです。

 

相手も人間です。あなたが投じた一石から、何かを感じ、再びコミュニケーションが生まれます。そこからまた、次の一手を相手とともに考えればよいのです

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