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人に頼られたときに知っておくとよいこと

部下から頼りにされている上司はかっこいいと思いますし、困ったときに駆けつけてくれる仲間がいれば救われます。自分もそんな人でありたいと願います。

 

「ちょっと相談があるんだけど」、「困っていることがあって力を貸してほしい」と頼られるとき、なんだろうと不安や疑問に思っても、悪い気はしません。

 

相手が「相談してよかった、またなにかあったときに頼りにしたい」と思う場合と、「相談しなければよかった」と感じて、そのあと関係が悪くなる場合があります。

 

なぜ、このようなことが起きるのでしょうか。人から頼りにされたときに内面で起きている心理と、おちいりやすい危険性について見ていきます。

 

 頼りにされたときの心理
私たちは、身近な人から相談を持ち掛けられたとき、「こんな自分に……」と感じることはあっても、その場で拒否することはまずしないでしょう。

 

一度、時間を置いて考えたり、「こんな自分でも頼りにしてくれた」と少し恥ずかしい気持ちにもなります。このとき、私たちにはどのような心理が働いているでしょうか。

 

マズローによれば、人は安心で安全な生活が送れるだけでなく、自分が所属する場所があり(社会的欲求)、そこで自分が価値ある存在として認められる(承認欲求)ことを願っていると言います。

 

自分が安心していられる場所(家庭や学校、会社)で頼られるということは、自分の価値が認められている表れでもあります。
 
この承認欲求が満たされると、私たちは更なる安心や安全を感じてモチベーションをあげ、精力的に物事に取り組むことができるのです。

 

 潜む危険性
自分の内面だけを考えると、頼られるという行為はとても素晴らしいできごとです。しかし、相手に応えるとき、併せてそこに潜む危険性を知っておくと良いかもしれません。

 

ある20代後半の会社員Aさんです。仕事もでき、人間関係も卒なくこなすため、先輩から信頼を置かれており、後輩からも時折相談を受けることがあります。Aさんの上司も、部下に「困ったことがあったらAさんを頼ると良い」と言うほどです。

 

しかしAさんに相談をした後輩は、話し終わったあと、なぜかいつも違和感を抱きます。時には「相談しなければよかった」と言う後輩もいます。

 

ある時、気になった上司が後輩に聞いてみました。すると、「結局Aさんは自分の話ばかりされるのです」、「経験ばかり話されて、あとはがんばれと励まされるだけ」「先輩の話を聞いているだけで疲れてしまう」という意外な答えが返ってきました。

 

Aさんは相談に乗っているとき、自分の存在価値を認められたいという欲求が強く出ているのです。これは、頼られることを通して自分を満たしたり、癒したりしているということです。

 

人から頼りにされたとき、自分が優越感を抱いていないか、承認欲求を満たすために行っていないかを確認する必要があります。
 
 本当に相手のためにするとはどういうことか
専門家という看板を掲げていても、この危険性におちいりやすい人はたくさんいます。特に、癒しやカウンセリングが流行っている現代は、自分を満たすため、自分の安定を保つために行っている人も見受けられます。

 

子どもや病気や傷害を持った人たち、介護を必要とする人たちといった対人援助の仕事に就いている人、あるいは「人を癒したい、助けたい」という思いから、何らかの役割を果たしている人達に多いです。

 

自分のためにやっていると、相手が望んでいないことにまで手を差し伸べたり(情報提供したり)、相手のタイミングを考えずに支援してしまいます。ニーズがないところ手を差し伸べても無駄です。まずは相手のニーズを確かめましょう。

 

そして、ニーズ以上のこともしてしまいがちです。それは相手の力を奪い取ってしまいます。本来は自分の足で歩ける人に、車いすを提供し、筋力を弱らせ、歩けなくさせてしまうようなものです。

 

この危険性におちいらないためには、人から頼られたとき、まずは相手のニーズをじっくりと聞き取りましょう。そして、あなたがそれに対してできることはなにかを整理し、相手に伝えましょう。

 

あなたにできることを、できる範囲で精一杯尽くすことが、相手のためになにかをするということです。

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