自分の中の弱さは、あなたのせいで作られたのではない

 

弱さは誰の中にも存在します。弱さに気づいていても、あるいは弱さを乗り越えなくてはいけないと思いながらも、向き合うことを後回しにしてしまいます。

 

自分の弱さと向きあい、乗り越えれば、さらなる自分や今までにない人生が待っていると分かっているにもかかわらず、これまで通りの日々に戻っていきます。

 

一流のアスリートや素晴らしい経営者は、弱さに気づき、向き合うことを積極的に行っています。彼らが一流だからできるのでしょうか。

 

けっしてそんなことはありません。私たちがなぜ向き合うことから逃げてしまうのか、どうしたら自分の殻を破ることができるのかについて考えていきます。
 
 自分の中の弱さとはなにか
弱さとは、これまでの人生の中で満たされなかった、傷ついた体験や関係性から自分を守るために身に付けたよろいのようなものです

 

苦しみの時間を生き抜くための術と言ってもよいでしょう。

 

精神的に不安定で、自分のことで精いっぱいの母親のもとに生まれたOさんです。「愛されなかった」、「本当はこうしてほしかった」という思いを強く持ちながら大人になります。

 

愛されようと一生懸命に母親にとっての良い子を演じ、周囲に嫌われないように明るく元気な女の子をふるまってきました。

 

そして、自分が本当に感じている気持ちは表現してはいけないと認識し、辛い、苦しい、寂しい、抱きしめてほしい、甘えたいといった気持ちは封印して生きてきました。

 

母親のもとで暮らすには、良い子を演じ、自分の感情を押し殺すしかありませんでした。しかし、大人になって、生きにくさを感じるようになります。

 

これが、Oさんの弱さでもあります。

 

 なぜ弱さと向き合うことから逃げてしまうのか 
弱さは、過去体験によって作られたものです。けして自分だけが悪かったわけではなく、生き抜くためには身につけざるを得なかったものです。

 

弱さとして認め、向き合うことは、過去を振り返り、これまで生きてきた自分を否定することになります。

 

そこには恐怖心や拒絶心が生まれるため、人は自分の弱さと向き合うことから逃げてしまいます。

 

恐怖心は、さまざまな想像をかきたてます

 

過去を否定したら、これまでの自分はどこにいってしまうのか、これから自分はどのように生きていけばいいのか、誰とどのように付き合っていけばいいのか、うまくいっている仕事や夫婦(恋人)、友達関係は崩れてしまうのではないかといった不安ばかりが沸き起こります。

 

そんなに苦しい思いをするくらいならこのままでいい、とこれまでの自分のパターンに戻っていく人がほとんどです。

 

しかし、弱さを持ったままの人生を送ると、その先で同じような出来事が起こるとつまづいたり、苦しんだりを繰り返し続けます。

 

 弱さと向き合うことは、あなたの人生を作っていくチャンス
弱さはあなたのせいで作られたのではありません。生きていくためには、その弱さが必要だった過去があります。そして、いつの間にか自分の血や肉となってしみついてしまったものです。

 

 

まずは「自分のせいではなかったのに、よくがんばったね」と、その自分をねぎらってあげましょう。

 

そして、その弱さをよろいとして身に付けていることから解放してあげましょう。

 

前述のOさんを例にすると「もう、母親のための良い子を演じなくてもいい。自分らしく生きていいのだ」と自分を許すことです。

 

この作業には時間がかかり、苦痛を伴うことがあります。そのようなときには身近にいる親友や、信頼のおける専門家を頼るとよいでしょう

 

自分がその時に感じていること、思いを吐き出せる場所を作ることは、回復にとって必要なものです。

 

世の中には、イベントやツールを使って楽しみながら自分を知り、学ぶ方法や場があふれかえっています。

 

しかし、真の意味で自分と向き合うことには苦痛が伴います。残念ながら、快楽では殻を破ることはできません。

 

苦しみに耐えながら自分の弱さと向き合い、受け入れ、殻を破ることができたとき、あなたがあなた自身の道を自分の足で歩むことができる瞬間です。

 

あなたの人生は誰のものでもない、あなたのものです。

 

本来、人はそうあらねばなりません。誰の人生を歩む必要もないのです。

 

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