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親子関係の溝〜母子カプセルから抜け出すには〜

密着しすぎた母子関係が延長すると、子どもは思春期やそのあと、さまざまな反応を起こします。母親の世界にとどめておこうとするコントロールに反発し、家庭内暴力反社会的行動として表現する子もいます。一方で、母親の世界から抜け出す力が育っていないため不登校引きこもりになる子もいます。最近では、後者の社会問題が注目されています。

 

母親が子どもに依存したり、子どもが生きがいになっていることで起こる母子カプセル。母親自身が気づき、抜け出す勇気を持つことが必要になります。どのようにして抜け出したらよいかについて見ていきます。

 

 母子カプセルから抜け出すには
@まずは母親が子どもに依存していないかを確認する
子どもが生きがいになっていないか、子どもの存在に依存していないかを考えてみましょ
う。心当たりがあれば、なぜ依存することになったのか、その要因を探ってみましょう。

 

夫婦関係や、自分の母親との関係性に課題があると、母親自身がどこかで満たされていな
い可能性があります。自分の母親がコントロールする人だったり、親にとっての良い子を
演じて生きてきた人が、自分の子どもにも同じことをしてしまう傾向があります。

 

また、夫が仕事で忙しく家庭を顧みず、夫との関係の中で愛情が満たされていなかったり
すると妻としての自分に自信を失い、子どもに生きがいを求めるようになります。

 

A夫婦や自分の母親との関係性に課題がみつかったとき
自分はその関係の中で「本当はどうありたかったのか」、「なにを求めたかった(求めている)のか」を考えてみましょう。

 

すると、「本当はもっと愛してほしかった(ほしい)」という感情が根底にあります。この
思いが解決されないまま母親になると、子どもに愛情を注ぐことで見返りを求めるように
なります。

 

「本当はもっと愛してほしかった(ほしい)」思いを、まずはあなた自身が素直に受け止
めましょう。そして、その思いを「本当はもっと愛してほしかった、なぜならば〜」とい
う書き出しでノートに書いてください。書くときは頭で考えず、心に浮かんでいることを
そのまま、できれば手を止めずに書き続けてください。

 

思いを文字にすることで、あなたの中でぐちゃぐちゃになっていた気持ちが、次第に整理
されていきます。「自分がなぜそうしてほしかったのか」という理由が見えてくるはずで
す。

 

満たされなかった怒りのような思いは静まり、思いを直接相手にぶつける方法でなくて
も、自分で収めることができます。そして、今の自分にできることが浮かんでくるはずで
す。

 

B自立する
Aのワークをすると、「自分はなにかに依存することで保たれてきた」ということに気づ
くでしょう。このときがまさに、母親自身が依存から自立への成長をするチャンスです。
これまで依存していた人が突然、一人で自立することは危険を伴います。自立のしかたが
わからないため、路頭に迷い、思わぬ時間も使ってしまいます。

 

そのような自分に気づいたときは、カウンセリングやグループミーティングが効果的で
す。今は、地域の広報誌に研修会やサロンなどが載っていますし、SNSでも多くの情報
があります。

 

まずはそうした場に足を運び、お母さん自身が自分のことを語り、耳を傾けてもらえる、安心できる場所を見つけましょう。第3者の専門家に聞いてもらうことで、さらに自己理解は深まります。

 

また、お母さん自身が家庭以外の場所に自分の世界を作る必要があります。これまでは、
起きてから寝るまでのすべての時間、していることのすべてが「子どものため」で、自分
のことは後回しだったかもしれません。

 

しかし、お母さん自身が外にも世界を持ち、家族とほどよい距離感を持ってイキイキと自分らしく過ごしていることが、家族にも良い影響をもたらします。

 

少子化や地域とのつながりの希薄化、子育ての過熱化により、母子カプセルに陥りやすい
母親が増えています。自信を見失っているお母さんも増えています。

 

自分を振り返り、見つめ、誰かの力を借りることで自分自身を取り戻し、子どもを巻き込
むことなく自分らしく生きるチャンスは誰にでもあります。今の自分がどんな状態にある
か、今一度見つめる勇気を持ってみましょう。

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